マキ・エコール・ド・バレエ

身体を美しく整えるバレエ教室 静岡市

2013年04月05日

それぞれの想いの中で


レッスンの悩み事って、あると思います



本気でやってる証拠です



だからないよりあった方が

伸びしろがあるのです



中でも「順番が覚えられなくて・・・」

っていうのは、少なくないのかもしれませんね



レッスンでは

32とか64のカウントアンシェヌマンがよく出て来ると思います

たぶん、なかなか覚えられないって場合

1から64までを、ひたすら覚えようとしていませんか?



だとしたら

すべてを8カウントというブロックで覚えるようにしてみてください



パズルのように

いつか、はまる日がきます



そうすると

先生のパターンが読めてくるかも・・・

私も、読まれてることがあるのかなぁ(笑)。もしそうなら、いい意味で裏切りたいなぁ(笑)。



この部分は継続していく力がモノを言います



順番というものは動きの構成

そして作品へ振付けへと発展していくもの


人を見ながら動きを追いかける・・のでは

その動きを自分のものにすることはできません

ということは、踊り込めない


だから

自分で覚えて、理解して、そして動くということは

大前提にあるわけなんだけど



決してそこだけをゴールにしないでください



「順番だけ」で完璧そうに踊っていても

それは丸暗記した文章を棒読みしているようなもの

表現にも発信にもなりません



だから

まず「順番を覚えるぞ!」って目標を設定してそれに向かっていくことはいいけれど

必ず、その先にも目を向けてね



私はバレエを伝えることをお仕事にさせていただいてますが

一見、フィジカル(肉体)で

実は、メンタル(精神)です

私自身もそうだし

生徒さんたちを見ていてもそう感じます



特に大人の生徒さんたちは

何となくレッスンしているという人は皆無で

やはりそれぞれバレエへの想いがあってレッスンしています



大人になってからゼロから始めた人

子どもの頃やってみたいと思ってた人

ケガからの復帰

ブランクからの再開



年齢も

職業も

環境もバラバラ



つないでくれているのは

バレエというキーワードだけ



それなら

その想いをもっともっと高いところに持って行けるように



人と比べることでしかレッスンできない・・なんてことにならないように

順番だけ覚えて満足するような踊り手にならないように

無理をさせすぎてケガをさせないように

ただ楽しいだけの生温い空間にならないように


「きつくて楽しい」が理想だなぁ(笑)

この世界は、そういう世界なんだよね



メンタル面は

必ずフィジカル面に反映します



楽しく続けていくことと

厳しく続けていくこと



両方がないとダメ

そこが難しくもあり、やり甲斐もあるところ



大人のクラスは、バレエの真似っこ程度でいいでしょ?なんて

私はそんなこと、絶対に言わせません(キッパリ!)

それぞれの想いの中で






Posted by マキ・エコール・ド・バレエ at 14:18Comments(0)大人
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