マキ・エコール・ド・バレエ

身体を美しく整えるバレエ教室 静岡市

2013年02月23日

身体の記憶

レッスンでパを学んでいくと

「これとこれって似てるなぁ」

「これって○○みたいだなぁ」

と感じることが、時々あると思います




そう感じた時に

大切にしてほしいことは



「なんか似てるなー」で完結させてないでほしいということです



「何がどう違うんだろう?」って、ちょっと立ち止まってみてね



今月は一般基礎クラス

「アッサンブレ」と「シソンヌフェルメ(アラスゴンド)」やってますが

この2つは一見似ているようで

全く別の動きです



バレエでは

「踏み切る足」と「着地の足」は大きな意味を持ちますね



両足踏切、片脚着地

片脚踏切、両足着地など

裏と表みたいな関係です



混乱する前に動きと理論を一緒に覚えてしまうのが

近道かな~と思います



「アッサンブレ」「シソンヌフェルメ」ときたら

次は「ファイイ」

これからレッスンの中でお話していきますね

ファイイは身体の向きも変わります



基礎クラスでは

「シャッセ」と「トンべ」の違いにも触れています

こういうつなぎ系のパは

曖昧なままだと

そのうち我流になり、我流は悪い癖となります



癖とは恐ろしいもので

私の経験上、

3年でついた癖は

とるのにも3年かかります



幼児クラスでは

パの始まりの足と終わりの足

いつも同じ足で終わるように

(1番で始まったら1番に終わる)



いつもいつも、本当にうるさく言っています



ここがすごく大事なんです



ここが出来ないと

お遊戯レベルで終わってしまうし

次につながらない



地味で退屈なような動きの中にこそ基礎はあり

そんな小さな基礎が積み重なって

それがやがて大きな華やかなグランジャンプなどにつながっていきます



クルクル回ったり

大きく跳んだり

そうしたことも大事だけど



上げた脚をどう下ろすとか

ルルベからどう降りるとか

着地がしなやかとか

アームスがどう完結するとか



動きのあとどう終わらせるか

どう納めるか



こういうところにこそ

舞踊性を感じられるようになってほしいです






Posted by マキ・エコール・ド・バレエ at 15:28Comments(0)子ども大人
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