2022年06月10日
シンデレラ 雑学
シンデレラは、
日本語で和名にすると「灰かぶり姫」
主人公の名前は「エラ」
朝から晩まで働かされ、
ベッドもなく、
暖炉のそばで寝かされ灰だらけになっているエラを
灰だらけのエラ(Cinder Ella)
と呼んだことから

Cinder Ella → Cinderella
に言葉が変化していったものと思われます。
各国伝承の形でお話しが残っているので、
いろんなバージョンがあります。
バレエの世界で見ていくと、
アシュトン版
シュペルリ版
ヌレエフ版
大きく分けて3つ。
それぞれに解釈や演出に違いがあり、
世界観があります。
ひとつひとつ観て浸って感じてみるのも面白いと思います

シンデレラって聞くと、
いじめられる
こき使われる
可哀想
みたいなイメージが真っ先にくると思いますが、
継母にとっては、
自分の子じゃないから
可愛くないから
だからいじめちゃう
って構図が一般的かもしれません。
でもここね、
ぐっと掘り下げて調べてみると実は、、、
シンデレラの本当のお母さんは
シンデレラがまだ幼かった頃に病気で亡くなってしまいます。
お父さんは新しいパートナーと一緒になり、
それが継母ですね。
最初はシンデレラも継母もいじわる姉妹もお父さんも、
みんな仲良く笑顔で暮らしていたんだそうです
(知らんけど笑
ある日、
お父さんがシンデレラに
「私が本当に愛しているのは、シンデレラと亡くなったお母さんだけだ」
と話しているのを、
継母が聞いてしまいます。
継母は、
自分は愛されていると信じていたのに、
実は自分より亡くなったあの人を愛していると知り、
ショックだったでしょうね。
その憎悪をシンデレラにぶつけていくようになりました。
シンデレラばかりが、
可哀想だって見られがちな構図ですけど、
裏側を読み解いていくと、
根底にあるのは
愛されたかったのに愛されなかった女性のなんとも言えない切なさ
が、ありますね。
童話って、
どのお話しも実は深くて、
童話ってほんとは怖いんだよ、みたいな
言い方をされることもありますが、
シンプルに人間のエゴとか
愛とか憎悪とか
そういう、とても人間臭いものを描いているものが
多いからかもしれません。
それに、童話って
フィクションだかノンフィクションだか曖昧なところもあって、
もしかしたら童話で継がれているお話しは
作り話でも妄想でもなく、
本当にあったお話しなのかもしれませんよね。
わたし的には
ひと言物申したいとすれば
シンデレラのお父さんに、で
亡くなった女性を今でも愛していたとしても
男なら胸にしまっとけバカたれ。
のひと言です(笑)。
怖いと言えば、
そうそう。
このシンデレラの中で
お父さんの存在って最初は出てくるんですけど、
いつの間にか存在がなくなるんです。
それって、、、、、
愛が憎しみに変わり、、、、、、
ご想像にお任せします(笑)。
描写がないだけできっとそういうこと(怖)。
本当の主人公は継母なのかもね。
みなさんはシンデレラの裏側を知って、
どう感じましたか?
今までとシンデレラの見方が変わったんだとしたら、
この記事を書いた甲斐があります。
物事への視点はいくつも持っていないとね!笑
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